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最適な運用戦略を実現する、 投資信託を生み出すために。

商品戦略 2014年入社
公共政策学教育部 公共政策学専攻

PROFILE

大学院では公共政策学を専攻しており、ある政策をテーマとして、現状の課題を抽出し、解決策の検討およびその効果予測を行い、最終的にステークホルダーに政策提案を行うという研究を行っていた。こうした学生時代の学びの中から、社会貢献につながる仕事に就きたいと考え入社。入社後は営業企画部へ配属。その後現在の所属部署の前身である商品部へ異動。株式会社三井住友銀行への出向を経て、2019年7月より現職。

運用アイデア、商品コンセプトを評価
需要、競争力など多角的視点で分析する

現在、商品戦略チームで、当社が運用を行う投資信託の企画に携わっています。投資信託を設定するまでの主な流れとしては、まず商品企画(コンセプトの検討等)から始まり、商品を設計し、各種書類の届出、投資家募集ののちに、運用を開始するというものです。所属するチームは商品企画業務を行っており、社内から運用戦略のアイデアや商品コンセプトを募り、それらを具現化していく役割を担っています。社内から応募されたアイデアを、投資家にとってより魅力あるものにするため、運用戦略や商品コンセプトの需要見込みや投資信託市場での競争優位性等を多角的な視点で分析します。分析結果を基に、運用戦略の補強や商品の効果的な打ち出し方を関係部署と調整しながらブラッシュアップしていきます。このように、商品開発の最上流を担っているのが商品戦略チームの仕事です。

高い経済成長が期待される国・地域に投資する運用戦略
新規の投資信託設定を成し遂げたやりがいの実感

入社してからこれまでで最も印象に残っている業務は、海外の成長性の高い企業に投資する投資信託の新規設定です。 この投資信託の運用戦略は経済発展が初期の段階にあり今後の成長が見込まれる国・地域の企業に投資するもので、先進国の企業に投資する場合と比較すると、企業の高い成長期待から高いリターンが見込める半面、投資対象地域自体の政情等のリスクもあるものです。 このようなリスク及びリターンの特性を持つ商品ということもあり、運用実績や運用体制への信頼性に加えて、私は当時の相場見通しと投資対象とする国・地域の長期的な成長性、国内投資信託市場における希少性を訴求するため、可能な限り多くの情報を集めた上で提案を行い、最終的には採用に至りました。
販売会社への提案段階から主体的に関わることができた初めての案件だったことから、商品提案と設定までのプロセスの中で楽しさと大きなやりがいを感じました。

販売会社との調整業務を通じて成長
商品企画・開発のスペシャリストを目指して

商品開発業務では、月次で販売会社の商品選定部署に運用戦略の提案を行っていました。そのため販売会社と日常的にやりとりをする機会があり、あらゆる内容の問い合わせ対応を行っていました。問い合わせの内容は、商品性や運用戦略に関するものから、開示書類、投資信託制度や法規制など多岐にわたり、当初は質問の意味すら理解できないことが多くありました。またそれ以上に回答期限が極めて短い問い合わせも多く、当時入社2年目の私にとってはこうした問い合わせへの対応は困難を極めました。しかしながら、先輩方の丁寧な指導や助言のおかげもあり、少しずつ理解を深めることで問い合わせ対応ができるようになっていきました。こうした仕事をしてきた中で私が大切にしていることは2点あります。1点目は教えてもらったことは振り返りをしてプラスαで調べることです。こうしておくことで、次に類似の問い合わせがあった際により付加価値の高い回答をすることが可能になります。2点目は、想定される問い合わせ内容については事前に準備しておくことです。例えば、とある企業で不祥事というニュースがあった時には、販売会社や投資家にとって、その企業に投資を行う投資信託の有無と、ニュースが投資信託に与えるインパクトが懸念事項になります。そのためニュースをキャッチした段階で事前に準備を進めておくことで、質問があった場合に落ち着いて対応を行うことができます。こうした仕事の仕方は現在の業務でも活かせるものだと思います。当面の目標は、一日でも早く現在所属するチームの力になることです。そして将来的には商品企画・開発のスペシャリストへ成長していきたいと考えています。

OFF TIME

平日は運動する機会が少ないので、週に一度ジムに通うことが習慣になっています。パーソナルトレーナーの指導の下で行うトレーニングは、体力づくりの良い機会となっています。また、仕事で英文書類を読む機会もあるので語学習得にも取り組んでいます。学生時代は、オーケストラ部に所属しヴァイオリンを弾いていました。今でも音楽鑑賞が楽しみの一つです。

COLUMN

Q1

入社を決めた理由

就職活動開始当初は、パブリックセクターで働くことを漠然と考えていました。しかし、当社のセミナーに参加して、金融商品を通じて投資家に利益を提供できるという業務に社会的意義を感じたということに加え、業務内容の専門性の高さに惹かれて入社を決めました。

Q2

座右の銘

「The man who has no imagination has no wing」。文字通り、想像力のない者は翼を持てないという意味で、業務の中の厳しい局面で思考が停止しそうな時に、もう少しだけ考えることを続けようと思わせてくれる言葉です。

Q3

三井住友DSアセットマネジメントらしさ

社員の魅力だと思います。所属部署の業務の特性上、社内外にノウハウの無い全く新しい仕事への取り組みが要求される局面があります。このような業務に取り組む際には、多くの部署の方から助言をいただき、少しずつ理解しながら進めていくことが必要になります。そんな時に嫌な顔ひとつせずにどんな質問にも答えてくれる魅力ある社員がいるということが、当社らしさの一つだと思います。

Q4

三井住友DSアセットマネジメントの魅力

若手社員にチャンスが与えられるところだと考えます。所属部署では、若手のうちから裁量を与えられて、責任を持って業務を遂行することが求められます。そういう環境があるので、若手社員の成長スピードが早いのだと思います。私自身、配属後すぐに販売会社への運用戦略の提案から実際の商品開発、販売会社とのやり取りまで、多くの業務に裁量を持って関わらせて頂く中で、商品や開示書類に関する知識だけでなく、商品設定までのスケジュールの組み立て方まで様々なことを学ぶことができ、確かな成長を感じています。

※内容は取材当時のものです。

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