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高い成長意欲を持続して、 世界経済のダイナミズムを。

クレジットアナリスト 2018年入社
政治経済学部経済学科卒

PROFILE

大学では開発経済学を専攻した。統計学の手法を駆使して開発途上国の経済を分析、成長発展に向けた政策を検討するものだった。大学3年の秋から大学4年の春まで米国・カリフォルニアに留学。語学のスキルを習得した。この経験から、将来は海外で働くことを目指すようになる。入社後、クレジット調査部に配属。地方債や財投機関債、海外政府系機関債、国内の事業債などのクレジット分析を担当。2019年4月より現職。

求められる債券発行体の信用力分析
資格取得への挑戦を実務に活かしていく

私はクレジットアナリストとして、国内外の債券発行体の信用力分析を行い、ファンドマネージャーに対して投資推奨を行っています。主に国内の食品業界、紙パルプ業界、さらに世界銀行やアジア開発銀行などの国際機関、海外の政府系機関などを担当しています。債券は、企業や国、地方自治体、各種機関などが、広く投資家から資金を効率的に調達するために発行されるもの。その投資判断(債券売買)の材料となる情報をファンドマネージャーに提供するのがクレジットアナリストの役割になります。クレジットアナリストは、株式アナリスト同様に発行体に関する情報の収集・分析を行いますが、発行体の信用リスク=債券の元利金返済能力の評価に重点を置くのが特徴の一つです。私は大学3年のとき国内の証券アナリスト資格の一次試験をクリアし、その後資格を取得。さらに、入社後、米国のアナリスト資格に挑戦し合格しました。資格取得者を名乗るには実務経験が足りませんが、資格取得挑戦で吸収した知識を、実務に活かしていきたいと考えています。

IRミーティング、情報収集の仕組み作り
新人が活躍できる、チャレンジできる風土

入社1年目、海外政府系機関とのIR(Investor Relations)ミーティングが印象に残っています。債券発行体はオセアニアの政府系機関。債券発行の場合、発行体は、私たち資産運用会社をはじめとした投資家に対し、事業内容や財務状況など投資の判断に必要な情報を提供します。つまり債券購入を働きかけるため、自らの信用力を訴求するプレゼンテーションが行われます。それがIRミーティング。その当日、上司であるファンドマネージャーが急遽参加できなくなりました。上司からは「君に任せる」の一言。経験が浅い新入社員であり、英語でのやり取りということもあり始まる前は非常に不安でした。しかし、事前に入念に準備していたこともあり無事に終えることができました。初めて一人で対応したミーティングであり、少し自信が付いた実感があります。また同じく新人時代、何とか所属部署に貢献しようと思い、新しい仕組み作りに取り組みました。あるマーケットのデータをExcelで自動的に収集し加工する仕組みであり、思い切って社内のSNSに投稿。それを見た先輩社員から高い評価をいただきました。その後、バージョンアップを重ね、情報収集の有効なツールになりつつあります。新人が活躍できる、チャレンジできる、それが当社の風土です。

投資推奨でリターンに貢献するやりがい
近い将来、海外拠点で働くことを目標に

クレジットアナリストは、株式アナリストのように企業の成長性などのポテンシャルに着目するよりも、発行体が今後直面する問題を一早く探知してリスクを把握することが求められます。信用力評価に影響するイベントやリスクが発生した場合は、スピーディにファンドマネージャーに自分の考えを伝えることが重要です。そのため普段から情報へのアンテナを高くするだけでなく、市場のあらゆる場面を想定することが必要不可欠。もちろん、発行体の信用力のみならず、金利変動や流動性のリスクとその背景にある経済情勢や景気動向を的確に把握した上で、投資推奨していきますが、私の推奨通りにファンドマネージャーが運用した結果、リターンに貢献できたときがやりがいの一つです。近い将来は、海外拠点で働くことを目指しています。海外拠点から現地発行体への取材や、現地の同業界の人々とのコミュニケーションを通して、ダイナミックに動く世界経済を肌で感じてみたい。そのためにまずは、海外大学院への派遣留学を目指し、語学のブラッシュアップに力を注いでいます。海外赴任後は、ファンドマネージャーとして運用業務に携わりたいと考えています。

OFF TIME

米国に留学していたとき、成績が優秀な生徒ほど、ジムに通っていました。偶然とは思いますが、それをきっかけにジム通いが始まり、現在も業務後に予定がない日や休日は、できるだけジムに行きトレーニングするようにしています。仕事でたまったストレスもダンベルを持ち上げれば解消されますね。また屋内だけでなく、屋外で風を楽しんでトレーニングしたいと思い、機会を見つけて「皇居ラン」に出かけています。インドアでは、ミュージカル鑑賞が趣味。ロンドンで観た「オペラ座の怪人」以降、はまりました。

COLUMN

Q1

入社を決めた理由

大学3年生の時、民間の経済研究所の方の講義を受け、そこで資産運用の世界に触れました。ちょうど米国大統領選挙があり、そうした政治的イベントが市場に影響を与えていた時期。それらを通じて、世界の政治・経済の動向と密接に関わる資産運用の仕事に魅力を感じたのです。留学で就活が遅れた私に対して、当社のみが柔軟に対応してくれました。その懐の深さに感動し、迷わずに入社を決めました。

Q2

座右の銘

大学生の時に出会った「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」という言葉です。現在の心持次第で運命が変わると考えると、身が引き締まります。社会人になってから、心の持ち方、行動、そして習慣が変わったと思います。学生時代と異なり、オフタイムの充実が大切であることも痛感しています。

Q3

三井住友DSアセットマネジメントの魅力

熱意と意欲があればチャレンジできる環境が整っているところです。私は入社1年目からクレジット分析の仕事に就きましたが、年齢に関係なくやりたい仕事にチャレンジできるのが当社の魅力。またチャレンジのための制度も整備されています。たとえば海外トレーニーや海外大学院への派遣制度。私の場合、この制度があることが、日々の仕事のモチベーションの一つになっています。

Q4

学生の皆さんへのメッセージ

就活でも学校生活でも、人は自分にとって心地いい環境を選択しがちです。もちろん、そういった場を求めるのは自然なことですが、一方で、そういった環境から出る経験を少しでも多く積むことをお勧めします。サークルや留学、インターンシップ、研究活動等何でもいいと思いますが、勇気を出して異なる環境に飛び込んでみてください。その経験は社会人生活で必ず活きてくると思います。

※内容は取材当時のものです。

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