FD・サステナビリティ原則について
メッセージ
三井住友DSアセットマネジメントは、2015年には「フィデューシャリー・デューティー宣言」を公表し、2020年には同宣言にESGを含むサステナビリティの要素を加えた「FD・サステナビリティ原則」を制定いたしました。これらは金融庁が定める「顧客本位の業務運営に関する原則」(2017年公表、2021年改訂)に沿ったものであり、また、当社も賛同する投資信託協会と投資顧問業協会による「資産運用業宣言2020」の理念にも合致していると考えています。当社は、「経営理念」および「FD・サステナビリティ原則」に則った企業経営と運用会社としての投資活動を行うことで、「顧客本位の業務運営に関する原則」および「資産運用業宣言2020」を全うして参ります。これらに係わる取り組み状況については、毎年6月に公表する「FD・サステナビリティ原則」の取り組み実績 や、「サステナビリティレポート」で詳しく報告しております。
当社は、資産形成を通じて投資家の皆さまのQOL(Quality of Life)の向上に貢献することを目指します。同時に、インベストメントチェーンの一翼を担う資産運用会社として、環境問題や社会課題の解決に資する投資にもこれまで以上に注力してまいります。また、当社自身が、社会貢献活動、ダイバーシティの推進、地球環境に配慮した事業運営を行うことで、資産運用会社としてはもとより、一企業としても豊かな社会の創出に努め、未来にわたるサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。
- 「資産運用業宣言2020」について
FD・サステナビリティ原則
私たち三井住友DSアセットマネジメントは、“Quality of Life (QOL )に貢献する最高の資産運用会社”というビジョンの実現に向けて、責任ある機関投資家としての高い倫理観とプロフェッショナリズムをもって運用責任を全うし、顧客本位の業務運営を実践します。また、持続可能な社会の実現に貢献するため、スチュワードシップ活動やサステナビリティを考慮した投資に取り組むとともに、私たち自身が一企業市民として、社会貢献活動と環境に配慮した事業運営を推進します。そのために、多様性を尊重した職場づくりと社員の自律的なキャリア形成支援を行い、ステークホルダーのQOLに貢献できる人財の育成に努めます。以上の取り組みを通して、お客さま、社会とともに私たち自身のサステナブルな成長を目指します。
原則1 私たちは、お客さまの最善の利益のために責任ある機関投資家として運用責任を全うします
- 運用責任を担う人財の育成に注力し、最先端のデジタル技術と国内外のネットワークの活用等により、運用力の強化ならびにミドル・バック業務の高度化に取り組みます。
- お客様の真のニーズを踏まえた最適な商品・サービスの組成・提供・管理を行うとともに、わかりやすい情報の提供・開示に努めます。また、これらの実効性を継続的に確保するための取り組みを徹底します。
- 利益相反取引の適切な管理や経営の独立性を担保するなど、ガバナンス体制の高度化を図ります。
- 企業としての健全性を維持するとともに、さまざまな危機の発生に備えるべく危機管理体制の強化に取り組みます。
原則2 私たちは、資産運用ビジネスを通じて持続可能な社会の実現に取り組みます
- 投資先企業にサステナビリティを考慮した行動を促し、当該企業の中長期的な企業価値の向上に資するものとなるエンゲージメントおよび議決権行使等のスチュワードシップ活動に積極的に取り組みます。
- サステナビリティ要素を運用プロセスに組み込み、その重要度に応じた分類毎の基準に沿った適正な商品の開発・提供・管理と情報開示に努めます。
- 国内外のイニシアティブへの参加を通して、気候変動をはじめとする環境問題や人権等の社会課題の解決に取り組みます。
- 少子高齢社会がますます進展する我が国では資産形成の取り組みが不可欠との認識のもと、幅広い世代を対象に金融リテラシー向上のための教育啓蒙活動に取り組みます。
原則3 私たちは、社会の一員として豊かな社会と地球環境を次世代に継承するための活動に取り組みます
- 社会貢献活動を通して、社会課題の解決や地域の活性化に取り組みます。
- 温室効果ガスの排出量削減等の自然環境への影響に配慮した事業運営を行います。
原則4 私たちは、お客さま、社会、そして社員自身のQOLに貢献する人財を育成します
- 多様な価値観を持つ社員がそれぞれの能力を十分に発揮できる環境を整備し、女性活躍をはじめとするダイバーシティを推進します。
- すべての社員が、年齢や職責にかかわらず自分の仕事に誇りを持ち、それぞれの仕事において、プロフェッショナルな能力と識見を備えることができるように、さまざまなキャリア支援を行います。