ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2018/2/5-2/9)【ウィークリー】

先週のマーケットの振り返り(2018/2/5-2/9)【ウィークリー】

2018年2月13日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は、大幅に下落しました。米国株式市場は、週初は前週末に雇用統計などを受け、利上げペースの加速懸念から大幅下落した流れを引継ぎ、NYダウは1,175ドルと大幅に下落しました。その後一旦反発しましたが、8日には再度1,000ドルを上回る下げを記録、週間では▲5.21%下落しました。日経平均株価は10-12月期決算発表は良好な内容となりましたが、米国株の大幅下落を受け、6日には1,000円を上回る下落となり、その後も円高や米長期金利上昇などを警戒して下落し、週間では▲8.13%下落しました。欧州株式市場では、英国FTSE指数は世界的な株安や原油価格の急落を受け、週間では▲4.72%下落しました。独DAX指数も大幅に下落しました。中国株式市場は、上海総合指数は世界的な株安や中国当局による金融引き締め懸念などから週間では▲9.60%下落しました。香港ハンセン指数も大幅に下落しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りはまちまちとなりました。米国の10年国債利回りは、利上げの加速懸念と世界的な株安に伴うリスク回避の動きが交錯し、ほぼ横ばいとなりました。英国・ドイツ10年国債の利回りは、世界的な株安に伴うリスク回避の動きなどから、週間では小幅に低下しました。日本の10年国債利回りは低下しました。

<為替>
主要国通貨に対して円高となりました。対ドルでは世界的な株安に伴うリスク回避の円買いや、12月の米貿易赤字が拡大したことなどから、週間では1.24%の円高となりました。対ユーロでは、世界的な株安に伴うリスク回避の円買いなどから、週間では2.88%の円高となりました。

<商品>
原油は、米週間原油在庫の増加や世界的な株安などを受けて、週間では9.55%下落しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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