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【Vol.148】メタバースって何?

2022年3月24日

⾃分の分⾝を動かして現実世界と同じような活動ができる仮想空間またはそのサービスを指します。

メタバースでは、利⽤者が分⾝である「アバター」を動かして経済活動や交流を⾏うことができます。旧フェイスブックが社名を「メタ・プラットフォームズ」に変更したことなどから急速に注⽬が⾼まっています。⽇本でもKDDIが「バーチャル渋⾕」として仮想空間に街を再現するなど、メタバース事業に参⼊する企業が増えています。今後もメタバースを⼤きなビジネスチャンスとしてとらえたさまざまな分野の企業が参⼊することが予想されます。

⽇本の証券取引所

メタバース市場は2020年の4,787億⽶ドルに対し、2024年には7,833億⽶ドルに達する可能性があり、年平均成⻑率は13.1%という予測があります。このうち、ソフトウェアやハードウェア、広告などを合わせたゲーム関連は市場規模の約70%を占めており、⼤きく拡⼤することが予測されています。

仮想空間に街を再現する「バーチャル渋谷」

KDDIなどが中⼼となって運営している渋⾕区公認の配信プラットフォーム「バーチャル渋⾕」では、利⽤者がアバターを操作して街を散策したり、⾳楽ライブなどを楽しむことができます。また、企業が仮想空間内で⾃社商品やサービスのPRイベントを開催したり、アーティストがファンミーティングを開催することなどもできます。昨年開催されたハロウィーンフェスでは世界中から延べ55万⼈が参加するなど、コロナ禍でも密を避けつつ集まれるイベント空間として注⽬が集まりました。

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