ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2018/2/19-2/23)【ウィークリー】

先週のマーケットの振り返り(2018/2/19-2/23)【ウィークリー】

2018年2月26日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は先週まで変動の大きい展開が続きましたが、落ち着きが戻りつつあります。米国株式市場は、週前半は米国の10年国債利回りの上昇を嫌気して、軟調な展開となりましたが、米国の10年国債利回りが上昇一服となったことを受けて、後半は上昇しました。NYダウは週間では0.36%上昇しました。日経平均株価は週初、円高一服を好感して400円を超える上昇となりましたが、その後は、為替や米国株を睨んだ方向感の乏しい動きとなりました。週間では0.79%上昇しました。欧州株式市場では、独DAX指数はユーロ安などを好感して小幅上昇しました。英国FTSE指数は下落しました。中国株式市場は、上海総合指数は2日間の取り引きでしたが、休場中に世界的に株式市場が反発に転じたことから週間では2.81%上昇しました。香港ハンセン指数も上昇しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りは低下しました。米国の10年国債利回りは、21日に公表された米連邦公開市場委員会議事録が今後の利上げ継続を強く示唆する内容であったことから上昇しましたが、その後は買い戻しの動きも出て、週間ではほぼ横ばいとなりました。ドイツの10年国債の利回りは予想を下回る経済指標を受けて、0.053%低下しました。

<為替>
円は主要国通貨に対してまちまちとなりました。対ドルでは米連邦公開市場委員会議事録が今後の利上げ継続を強く示唆する内容であったことなどを受けて、週間では0.64%の円安となりました。対ユーロでは、独の予想を下回る経済指標等を受けて週間では0.36%の円高となりました。

<商品>
原油は、米週間原油在庫の増加が予想を下回ったことなどから、週間では3.03%上昇しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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