ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2018/2/12-2/16)【ウィークリー】

先週のマーケットの振り返り(2018/2/12-2/16)【ウィークリー】

2018年2月19日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は上昇しました。米国株式市場は、米国の10年国債利回りが上昇一服となったことや、今後1カ月間の株式市場の変動予想を示す指数であるVIX指数の低下を受け安心感が強まり、好業績株などを中心に上昇しました。NYダウは週間では4.25%上昇しました。日経平均株価は週前半は米国株式が反発したにもかかわらず、円高を嫌気して下落しました。後半は一時105円台まで更に円高が進みましたが、米国株式が上昇を続けたことに加えて、アジアや欧州株も上昇したことから株価は反発に転じました。週間では1.58%上昇しました。欧州株式市場では、英国FTSE指数は世界的な株高や原油価格の上昇を受け、週間では2.85%上昇しました。独DAX指数も上昇しました。中国株式市場は、上海総合指数は世界的に株式市場が反発に転じたことや前々週からの大幅下落を受け、押し目買いも入り週間では2.21%上昇しました。香港ハンセン指数も上昇しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りはまちまちとなりました。米国の10年国債利回りは、米国の1月の消費者物価指数が予想を上回り一時2.9%台まで上昇しましたが、その後は上昇一服となり、週間では0.024%上昇しました。ドイツの10年国債の利回りは欧州中央銀行理事の利上げ前倒しがない旨の発言を受けて0.039%低下しました。

<為替>
主要国通貨に対して円高となりました。対ドルでは米国の財政悪化やトランプ政権の保護主義への懸念などから、一時105円台をつけるなど円高が進みました。週間では2.38%の円高となりました。対ユーロでは、週間では1.07%の円高となりました。

<商品>
原油は、米週間原油在庫の増加が予想を下回ったことなどから、週間では4.19%上昇しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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