ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2018/1/15-1/19)【ウィークリー】

先週のマーケットの振り返り(2018/1/15-1/19)【ウィークリー】

2018年1月22日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は、英国と豪州を除いて上昇しました。米国株式市場は、税制改革による景気拡大期待や米主要企業の2017年10-12月期決算が概ね好調な出足を見せたことなどから、NYダウは週間では1.04%し、最高値を更新しました。日経平均株価は米国株高を好感して24,000円台を上回る局面もありましたが、その後は円高警戒から利益確定売りが広がり、週間では小幅な上昇となりました。欧州株式市場では、英国FTSE指数は、ポンド高や原油安を嫌気して、小幅に下落しました。独DAX指数は、ユーロ圏の景気拡大期待などを背景に上昇しました。中国株式市場は、世界的な株高や17年のGDP成長率が6.9%と市場予想を上回ったことなどを好感して、上海総合指数は5週続伸しました。香港ハンセン指数も6週続伸しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りはまちまちの動きとなりました。米国の10年国債利回りは、米国の大企業から法人税減税を受けた国内雇用や投資の拡大表明が続き、景気拡大期待が高まったことや、株高などを背景に週間では0.113%上昇しました。ドイツ10年国債の利回りは独連立協議への不透明感などから週間では0.013%低下しました。英国の国債利回りはほぼ横ばいとなりました。日本の10年国債利回りは小幅上昇しました。

<為替>
円相場は、対ドルで小幅上昇、対ユーロはほぼ横ばいとなりました。対ドルでは米国の10年国債利回りが上昇し2.6%を上回ったことなどから、一時111台半ばまで円安が進みましたが、19日に失効する2018年度暫定予算案の採決を巡り、米政府機関の閉鎖懸念が強まったことなどから伸び悩み、週間では、0.26%の円高ドル安となりました。

<商品>
原油は、米国でのシェールオイルの増産懸念や高値警戒感などから63.37ドルに下落しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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