【Vol.216】相場の変動が大きい局面で効果的な投資方法は?
2024年8月21日
投資対象の価格が下がったときに多くの口数を購入できる「積立投資」があります。
時間分散・投資額分散が可能な「積立投資」は、定期的に一定金額を投資するので下落局面で価格が低いほど多くの口数を購入できる「ドルコスト平均法」の効果によって、将来の相場上昇のメリットを享受できます。例えば、リーマンショック発生時には、世界株式が発生前の水準に戻るまで2年4ヵ月かかりましたが、仮に世界株式の積立投資をリーマンショック直前から行っていた場合、投資金額は9ヵ月後に投資元本を上回りました。
(例)2008年8月末に、世界株式へ300万円を一括投資した場合と毎月3万円(合計300万円)の積立投資を開始した場合、一括投資は投資元本を下回っている期間が長い一方で、積立投資は積立元本を評価額が下回る期間がほとんどなく、安定して資産が増えています。
(例)2008年8月末に、日本株式へ300万円を一括投資した場合と毎月3万円(合計300万円)の積立投資を開始した場合、積立投資は一括投資よりも最終的な評価額が高くなっています。
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