ホームマーケットなるほど!ザ・ファンド【Vol.198】米国大統領選挙の年と翌年の為替(米ドル円レート)は過去どのように動いた?

【Vol.198】米国大統領選挙の年と翌年の為替(米ドル円レート)は過去どのように動いた?

2024年3月6日

1980年以降の「米国大統領選挙の翌年」は、円安・米ドル高となったケースが多くみられます。

◆金融市場にはアノマリーと呼ばれる、明確な理論や根拠があるわけではないものの、関連がうかがわれる相場の経験則や事象があります。米国大統領選挙と為替相場にもアノマリーがあります。

◆1980年以降の「大統領選挙の年」の為替相場(米ドル円レート)をみると、為替の動きには特に方向性はみられません。

◆一方、「米国大統領選挙の翌年」には、円安・米ドル高となったケースが多くみられます。1980年以降、11回の「米国大統領選挙の翌年」のうち8回で、なかでも1996年以降では7回中6回で、円安・米ドル高となりました。「米国大統領選挙の翌年」は、大統領就任の初年であり、新政権の政策動向が為替相場に与える影響が注目されます。

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