【Vol.142】物価が上昇すると経済にどんな影響があるの︖

2022年1月14日

物価が上昇しても、景気拡⼤を伴うインフレであれば、経済に好循環が⽣まれます。

インフレーション(インフレ)とは、モノの値段(物価)が上昇し続ける状態のことで、お⾦の価値が相対的に下がる状態を指します。例えば、リンゴの値段が100円から200円に上昇した場合、同じリンゴを購⼊するのに必要なお⾦が2倍になる、つまりお⾦の価値が2分の1になったと⾔えます。

インフレ状況を把握するために多くの国で⼀般的に採⽤されている指標が消費者物価指数(CPI)です。相対的に価格変動の⼤きい⾷品やエネルギー価格を除外して算出されたCPIも公表されています。


物価が上昇しても、企業が販売価格の上昇で業績を拡⼤し、社員の給料も増加すれば、社員(消費者)は消費を増やし、企業業績がさらに拡⼤するという好循環が⽣まれます。そのため、各国・地域の中央銀⾏はインフレが緩やかに進⾏することを⽬標に掲げています。


⼀⽅、想定以上に物価上昇が続いた場合は、インフレを抑制するために政策⾦利の引上げなどを⾏います。

⽶国では、新型コロナウイルスのワクチン接種拡⼤によって経済活動が再開し個⼈消費が拡⼤したことや、原材料費や⼈件費が⾼騰していることなどから、⾜元でインフレ傾向が続いてきました。
また、資産の買⼊れを増やして世の中に出回るお⾦の量を増やす量的緩和政策を⽶連邦準備制度理事会(FRB)が続けてきたことで、お⾦の価値が相対的に下がったことも⼀因とみられます。
そのため、FRBは量的⾦融緩和の縮⼩(テーパリング)や政策⾦利の引上げを急ぐ姿勢を強く打ち出しており、急速に⾼まったインフレの抑制が期待されます。

*イラストはイメージです。
※上記は過去の実績であり、今後の市場環境を⽰唆あるいは保証するものではありません。

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