ホームマーケットなるほど!ザ・ファンド【Vol.120】積立期間中に基準価額が下落し続けた場合、評価額がプラスに転じるのは基準価額がいくらのとき?

【Vol.120】積⽴期間中に基準価額が下落し続けた場合、評価額がプラスに転じるのは基準価額がいくらのとき︖

2021年6月30日

投資信託に積⽴投資を⾏っているとき、保有する投資信託の基準価額が⼤きく下がると、不安に感じ、解約を検討することもあるかもしれません。例えば、毎⽉投資信託に5万円を積⽴投資していたものの、積⽴開始時は10,000円だった基準価額が積⽴投資開始10年⽬に2,000円まで下がってしまったとします。その後、基準価額が上昇に転じたと仮定した場合、基準価額がいくらまで上昇すれば、積み⽴てた投資信託の評価⾦額が投資元本を上回るでしょうか。


もし、投資開始時に600万円を⼀括投資した場合、投資⼝数は相場環境に関わらず⼀定となりますが、積⽴投資の場合は基準価額が下落している局⾯で⼝数を多く購⼊することが出来るため、基準価額が約5,000円に戻った段階で、投資元本を確保することができます。さらに、基準価額が10,000円まで戻れば、積⽴投資評価額は約1,200万円まで上昇します。

このように、⽇々の値動きに⼀喜⼀憂せず、⻑期的に積⽴投資を⾏うことが、積⽴投資のポイントとなります。

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