ホームマーケットなるほど!ザ・ファンド【Vol.118】株価が相対的に高い水準にある中、積立投資を始めてもいいの?

【Vol.118】株価が相対的に高い水準にある中、積立投資を始めてもいいの?

2021年6月9日

積⽴投資は「いつ投資をスタートするかをあまり悩まなくてよい」投資⽅法です。

株価が⾼値圏で推移している局⾯では投資を始めるのは怖いと思われる⽅が多いのではないでしょうか。
しかしながら、時間を味⽅にコツコツと資産を効率的に増やしていける投資信託の積み⽴てであれば、いつ投資をスタートするかをあまり悩まなくてもよく、投資に対する不安を軽くする投資⽅法といえます。
たとえば、⽇本を代表する株価指数「⽇経平均株価」を例にみてみましょう(下図)。同指数が最⾼値を付けた1989年12⽉や、その後の⾼値となった1996年6⽉、2007年6⽉のそれぞれの時期から積み⽴てを始めたとした場合でも、積⽴投資では投資資⾦を上回る結果となりました。定期的に⼀定額を購⼊する積⽴投資において、価格が下がったときに多くの⼝数を購⼊できることで、その後、価格が上昇した場合、評価額が⼤きくなるという効果が期待できます。なお、投資信託の値動きによって、「積⽴投資」よりも「⼀括投資」の⽅が結果的に有利な場合や、運⽤成果が投資した資⾦を下回ってしまうケースもありますので注意が必要です。

※上記は過去のデータを基に当社が⾏ったシミュレーションの結果であり、実際の投資成果ではありません。
 ⼀定の前提条件に基づくものであり、経費等は考慮されていません。また、将来の成果を⽰唆あるいは保証するものでもありません。

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