先週のマーケットの振り返り(2017/7/24-7/28)【ウィークリー】
2017年7月31日
1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
先週の市場の振り返り
<株式>
世界の株式市場は、週間ではまちまちの動きとなりました。米国では、NYダウは良好な企業の業績発表を受けて上昇しました。一方、IT関連株には利益確定売りが強まり、NASDAQ指数は下落しました。欧州株式市場は、ドイツのDAX指数が自動車メーカーの談合疑惑やユーロ高を受けて下落しました。英国のFTSE指数もポンド高を嫌気して下落しました。日経平均株価は、20,000円を挟んでのもみ合いとなり、週間では小幅下落しました。注目の4-6月期決算発表は想定を上回る企業が多く好感されましたが、対ドルでの円高が重しとなりました。中国株式市場では、上海総合指数、香港ハンセン指数はともに上昇しました。
<債券>
主要国の長期金利は上昇しました。米国の10年国債利回りは、消費者信頼感指数など良好な経済指標を受けて上昇しましたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)がハト派的な内容であったことから上昇幅が縮小し、週間で0.051%上昇しました。ドイツと英国の10年国債利回りは、経済指標が予想を上回ったことなどを受けて上昇しました。日本10年国債利回りは小幅上昇しました。
<為替>
FOMCがハト派的な内容であったこと、米議会でのオバマケア代替法案の混乱や北朝鮮のミサイル発射などを受けて、円相場は対ドルでは週間で0.40%の円髙・ドル安となりました。対ユーロでは金融政策の方向性の違いから0.32%の円安・ユーロ高となりました。
<商品>
原油先物価格(WTI)は、49.71ドルで引けました。週間在庫統計で原油在庫が大幅に減少したことなどから週間で8.61%と大幅に上昇しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。


3. 今週の主な注目材料

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