ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2016/8/1-8/5)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2016/8/1-8/5)【ウィークリー】

2016年8月8日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場は高安まちまちとなりました。米国株式市場では、7月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回り、米景気の先行きに対する楽観が広がったことで、NYダウが反発しました。欧州株式市場のドイツDAX指数は、10,367ポイントと約3カ月半ぶりの高値で取引を終えました。中国株式市場では、上海総合指数が心理的な節目の3,000ポイントを前に方向感の乏しい展開となり、小幅続落しました。日本の株式市場は、円高が重しとなり、軟調な展開となりました。日本政府の28兆円超の経済対策が閣議決定されましたが、新味に乏しく、日経平均株価は前週末比▲1.9%と続落しました。

<債券>
日米欧の長期金利は上昇しました。週末の米雇用統計が市場予想を大幅に上回ったため、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内にも利上げに動くとの見方が強まり、欧米債券が売られました。米国10年国債利回りは、1.589%で引けました。ドイツ10年国債の利回りも▲0.067%に上昇しました。一方、日本の10年国債利回りは、日銀の金融政策をめぐる不透明感が嫌気され、▲0.093%に上昇しました。

<為替>
円相場は対ドル、対ユーロで上昇しました。週前半は米株式相場や原油先物相場の下げを受けた投資家心理の悪化から円を買う動きが優勢となりましたが、7月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回り、週末には円がやや売られました。対ドルでは101円台後半で取引を終えました。対ユーロでは112円台後半で引けました。

<商品>
原油先物価格は、41.80ドルと前週末比で小幅反発しました。原油相場は供給過剰による先安観から一時40ドルを割り込む局面もありました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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