ホームマーケット週次・月次市場情報【ウィークリー No.301】先週のマーケットの振り返り(2014/3/10-3/14)/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

【ウィークリー No.301】先週のマーケットの振り返り(2014/3/10-3/14)

2014年3月17日

1. 先週の市場動向

(出所)データはBloomberg

先週の市場の振り返り

■株式

 米国株は、下落しました。週前半から週央にかけては、中国の輸出が市場予想に反して減少したことなどにより、株価は下落しました。週後半も、クリミアのロシア編入の是非を問う住民投票を前に、米欧とロシアの間の緊張が一段と高まったことなどにより、株価は下落しました。
 日本株は、下落しました。週前半から週央にかけては、日本の10-12月期の実質GDP成長率が下方修正されたことなどにより、株価は下落しました。週後半も、クリミアのロシア編入の是非を問う住民投票を前に、米欧とロシアの間の緊張が一段と高まったことなどにより、株価は下落しました。

■債券

 米国債は、債券価格が上昇(利回りは低下)しました。週前半から週央にかけては、中国の輸出が市場予想に反して減少したことなどにより、債券価格は上昇(利回りは低下)しました。週後半も、クリミアのロシア編入の是非を問う住民投票を前に、米欧とロシアの間の緊張が一段と高まり、投資家のリスク回避姿勢が強まったことなどにより、債券価格は上昇(利回りは低下)しました。
 ドイツ国債は、債券価格が上昇(利回りは低下)しました。週前半から週央にかけては、前週末に欧州中央銀行(ECB)総裁が低金利政策を長期間にわたり継続する方針を示したことや、中国の輸出が市場予想に反して減少したことなどにより、債券価格は上昇(利回りは低下)しました。週後半も、クリミアのロシア編入の是非を問う住民投票を前に、米欧とロシアの間の緊張が一段と高まり、投資家のリスク回避姿勢が強まったことなどにより、債券価格は上昇(利回りは低下)しました。

■為替

 ドル円、ユーロ円ともに円が上昇しました。週前半から週央にかけては、中国の輸出が市場予想に反して減少したことから、世界景気の動向に対する懸念が強まったことなどにより、ドルやユーロが売られ円は上昇しました。週後半も、クリミアのロシア編入の是非を問う住民投票を前に、米欧とロシアの間の緊張が一段と高まり、投資家のリスク回避姿勢が強まったことなどにより、ドルやユーロが売られ円は上昇しました。

■商品

 原油価格は、上昇しました。週前半から週央にかけては、中国の輸出が市場予想に反して減少したことや、米国の原油在庫が増加したことなどにより、原油価格は下落しました。週後半は、米国の小売売上高などの経済指標が市場予想を上回ったことや、国際エネルギー機関が2014年の世界の石油需要の見通しを上方修正したことなどにより、原油価格は小幅に反発しました。

(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」参照

☆先週の市場動向に関連する代表的な「グラフ・図表」

☆3/10【米国の雇用統計(2月)】~サービス業中心に雇用者の増勢が回復~

☆3/11【最近の指標から見る日本経済(2014年3月)】

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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