ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2018/5/14-5/18)【ウィークリー】

先週のマーケットの振り返り(2018/5/14-5/18)【ウィークリー】

2018年5月21日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場はまちまちの動きとなりました。米国株式市場は、長期金利の上昇や米中貿易摩擦懸念などが意識され上値の重い展開となりました。原油相場の堅調が続いたことでエネルギー株が上昇し相場を支えましたが、金利上昇を嫌気して不動産株などが下落、NYダウは週間では0.47%下落しました。日本株式市場は、3月期決算発表が週前半でほぼ終了し、後半は材料の乏しい展開となりましたが、一段と進んだ円安を好感して堅調な展開となりました。週間では石油・石炭製品など市況関連株中心に日経平均株価は0.76%上昇しました。欧州株式市場は、ユーロ安や原油高を受けて、ドイツDAX指数や英FTSE指数が続伸するなど、堅調地合いを維持しました。中国株式市場では、上海総合指数は4週連続上昇しました。香港ハンセン指数は米長期金利の上昇などを嫌気して小幅下落しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りは上昇しました。米国の10年国債利回りは、強い経済指標が発表されたことや、原油価格の上昇などを背景に引続き上昇しました。週間では0.086%上昇しました。ドイツと英国の10年国債利回りは、株高や原油高などを受けて上昇しました。日本の10年国債利回りは上昇しました。

<為替>
円は主要通貨に対してまちまちの動きとなりました。対ドルでは米10年国債利回りが引続き上昇したことや、本邦企業による海外企業の買収への思惑から週間では1.27%の円安となりました。対ユーロでは小幅な円高となりました。

<商品>
原油価格は、対イラン制裁、エルサレムへの米国大使館移転による中東での地政学リスクの高まりや、米原油在庫の減少などから上昇しました。週間では0.82%上昇しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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