ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2018/4/23-4/27)【ウィークリー】

先週のマーケットの振り返り(2018/4/23-4/27)【ウィークリー】

2018年5月1日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は概ね好調な展開となりました。米国株式市場は、長期金利の上昇が嫌気され24日にはNYダウは400ドルを超える大幅な下落となりました。その後は、金利上昇が一服したことや、好決算銘柄などが買われ、指数は下落幅を縮小しました。NYダウは、週間では0.62%下落しました。日経平均株価は、米国の長期金利が3%台に到達し、米国株は金利上昇が株価の重しとなりましたが、為替市場ではドル高・円安が進行し日本株は円安を好感して堅調な動きが続きました。ECB理事会や日銀金融政策決定会合では波乱はなく、南北首脳会談実施で地政学リスクが後退したことなどもサポート要因となりました。日経平均株価は、週間では1.38%上昇しました。欧州株式市場では、対ドルでユーロが下落したことなどを好感して独DAX指数は上昇しました。英国FTSE指数も上昇しました。中国株式市場は、上海総合指数は上昇、香港ハンセン指数は下落しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りは小幅低下しました。米国の10年国債利回りは、原油高を背景にインフレ率上昇懸念が強まり、週前半に一時3%台に上昇しました。週後半は目標達成感から調整が入り、週間ではほぼ横ばいとなりました。英国、ドイツ、日本の10年国債利回りは小幅に低下しました。

<為替>
円は主要通貨に対して下落しました。対ドルでは朝鮮半島の地政学リスクの後退や米国の長期金利上昇、国内企業による大型の海外企業買収の思惑などから円安となりました。週間では1.29%の円安となりました。対ユーロではほぼ横ばいとなりました。

<商品>
原油は先週までの急上昇の反動やドル高などを受けて、週間では0.41%下落しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

関連マーケットレポート