ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2018/4/16-4/20)【ウィークリー】

先週のマーケットの振り返り(2018/4/16-4/20)【ウィークリー】

2018年4月23日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は中国以外は上昇しました。米国株式市場は、シリア情勢への警戒感が後退したことや好決算発表を受けて、週初2日間はNYダウは連続して200ドルを上回る上昇となりました。その後は台湾の半導体製造大手の決算発表時の業績見通しが予想を下回り、半導体関連株などが下落し、上げ幅を縮小する展開となりました。NYダウは、週間では0.42%上昇しました。日経平均株価は、シリア情勢への警戒感が後退したことや日米首脳会談でトランプ米大統領から懸念されていたドル円相場や通商政策について目立った発言はなかったと伝わり、堅調な動きとなりました。日経平均株価は、週間では1.76%上昇しました。欧州株式市場では、英国FTSE指数は原油価格の上昇などを好感して週間では1.43%上昇しました。独DAX指数も上昇しました。中国株式市場は、3月の投資や生産などの経済指標が弱かったことなどを嫌気して上海総合指数、香港ハンセン指数ともに下落しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りは上昇しました。米国の10年国債利回りは、シリア情勢への懸念の後退などからリスク選好が強まったほか、原油価格の上昇を受けて、週間では金利は0.134%上昇しました。英国、ドイツ、日本の10年国債利回りは米国債利回りにつられる形で上昇しました。

<為替>
円は主要通貨に対してまちまちの動きとなりました。対ドルでは日米首脳会談でトランプ米大統領から懸念されていたドル円相場や通商政策について目立った発言はなかったと伝わり、円安となりました。週間では0.29%の円安となりました。対ユーロではほぼ横ばいとなりました。

<商品>
原油は米在庫統計で在庫が減少したことなどを受けて、週間では1.47%上昇しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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