ホームマーケットなるほど!ザ・ファンド【Vol.281】⽇⽶株式市場が最⾼値圏で推移していますが、バリュエーションは過去と⽐較してどのような⽔準ですか?

【Vol.281】日米株式市場が最高値圏で推移していますが、バリュエーションは過去と比較してどのような水準ですか?

2026年7月28日

米国株式、日本株式ともに、2026年6月末時点の 予想PER、PBRは過去約30年*1の平均を上回っていますが、日米でその水準はやや異なります。
                                                                                                                                                                         *1 予想PER(日本株式)の平均は約20年

PER(株価収益率)は、企業の稼ぐ利益に注目した指標で、株価を1株当たり純利益で割って倍率を求めます。PBR(株価純資産倍率)は、企業の資産価値(物的・金融的資産をどれだけ持っているか)に注目した指標で、株価を1株当たり純資産で割って倍率を求めます。どちらも、株価の割高・割安を判断するために使われる代表的な指標です。
2026年6月末時点の予想PERは、米国株式が20.3倍と約30年の平均(17.2倍)を上回っています。大型テクノロジー企業を中心とした成長期待などが反映されていると考えられますが、1990年代後半から2000年にかけてのITバブル*2期と比較すると、極端な過熱感はみられません。日本株式は16.9倍と、米国株式に比べると水準が低いものの、約20年の平均(15.6倍)をやや上回っています。堅調な企業決算などを受けて一部の半導体関連銘柄を中心とした株価上昇などが反映されているとみられます。
同時点のPBRは、米国株式が5.7倍とITバブル期の水準を超える上昇がみられる一方、日本株式が1.8倍と期間平均(1.4倍)をやや上回っている程度で推移しています。
日米株式市場では株価が大きく上昇している一方で、企業業績の拡大や資本効率の改善なども進んでいるため、株価上昇率と比較してバリュエーションの過熱感はそれほど極端ではないと考えられます。今後の投資判断においてはバリュエーションの水準だけではなく、企業業績の伸びや金利動向、政策環境などを合わせて確認することが重要です。
*2 ⽶国を中⼼にIT関連企業の⼈気が⾼まり、株価が急騰した期間。

※上記は過去の実績および将来の予想であり、将来の投資成果や今後の市場環境等を示唆あるいは保証するものではありません

※上記は過去の実績であり、今後の市場環境を示唆あるいは保証するものではありません。

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