【Vol.274】「リバランス」とは何ですか?
2026年6月9日
保有する資産の比率が、値動きによって当初定めた資産配分比率から乖離したときに、売買を通じて元の比率に戻すことです。
株式や債券などに分散して投資をしていると、それぞれの値動きによって資産の比率が変わってきます。例えば、「株式50%・債券50%」でスタートした場合でも、株価が大きく上昇すると「株式65%・債券35%」のように、当初定めた資産配分比率と乖離が生じることがあります。こうした乖離を修正し、当初定めた資産配分比率に戻すプロセスが「リバランス」で、ポートフォリオのメンテナンスと言えます。
リバランスは、日本の公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)でも取り入れています。GPIFは約293兆円(2025年12月末現在)もの巨額の資金を、国内株式・外国株式・国内債券・外国債券の4資産にそれぞれ約25%ずつ配分するという基本ポートフォリオを定め、乖離許容幅を超えた場合にリバランスを実施しています。
リバランスは長期的に効率的な運用を行う上で非常に有効な手段と考えられますが、「自分で定期的に管理するのは大変そう…」と感じる方もいるかもしれません。その場合は、バランス型ファンドのように、予めリバランスの仕組みが組み込まれた投資信託を選ぶという選択肢もあります。
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