【Vol.218】株式に投資するときに参考になる指標にはどんなものがありますか?
2024年9月5日
「PER」「PBR」のように株価が割安か割⾼かの判断などに活⽤される参考指標があります。
◆株式の価値を評価する場合には、単純に株価を⽐較するのではなく、様々な指標を⽤いることができます。
PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)をはじめとして株価が割安なのか割⾼なのかをみるだけではなく、株式投資の判断の際に参考にされる指標の主なものとして右下の表のような指標があげられます。株式に投資する際には、こうした指標を基に総合的に判断することが重要だと考えられます。
◆PERは株価を利益の⾯から評価するのに⽤いられる指標で、同業種の銘柄間での⽐較などに使⽤します。利益成⻑の⾼い企業ほど、将来の株価上昇への期待感からPERの数値が⾼くなる傾向があります。
◆PBRは株価を純資産の⾯からみる指標です。⽇本株のPBRは、欧⽶株と⽐べて割安な⽔準(PBR1倍割れ)にある企業の割合が多い傾向があります。
◆ROE(⾃⼰資本利益率)は株主の⽴場から⾒て、企業に投資した資⾦がどのように活⽤され利益をあげているかを⽰す指標であり、⼀般的にROEの数値が⾼い企業は株式市場からの評価が⾼くなる傾向があります。
(注1)左右の表のA社とB社は国内同業2社と仮定しています。
(注2)上記の計算式に関しては、詳しくは下欄をご参照ください。
※上記は例⽰を⽬的とするものであり、すべてを網羅するものではありません。
※この資料の最終ページに重要な注意事項を記載しております。必ずご確認ください。
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