ホームマーケットなるほど!ザ・ファンド【Vol.186】景気の「ソフトランディング」って何ですか?

【Vol.186】景気の「ソフトランディング」って何ですか︖

2023年12月6日

元々は、軟着陸を指す⾔葉で、景気が緩やかに減速することを指します。

これまでの急ピッチでの⾦融引締めに対して、⽶国経済が景気後退に陥らずに「ソフトランディング」できるかどうか、注⽬されています。

⽶連邦準備制度理事会(FRB)は新型コロナウイルスの拡⼤時期に、政策⾦利を引き下げて景気の下⽀えを図りました。その後、コロナ禍からの経済再開による需要の増加や、ロシアのウクライナ侵攻等により、世界的にインフレ率が⼤幅に上昇しました。これに対し、世界の主要中央銀⾏は⾏きすぎたインフレを抑制するために急ピッチで政策⾦利を引き上げてきました。⾦融政策の効果は遅れて発現することもあり、今後、景気を冷やしすぎないかどうかが懸念されています。
◆ FRBは2023年7⽉の⽶連邦公開市場委員会(FOMC)で政策⾦利であるFFレートを5.25〜5.50%に引き上げた後、2会合連続で政策⾦利を据え置いています。直近のインフレ率は鈍化しているものの、物価⽬標(2%)に対しては依然⾼い⽔準であるため、FRBは利上げの余地を残しています。⼀般に2四半期連続でマイナス成⻑となると、景気後退(リセッション)と⾔われます。これまでの政策⾦利の引上げにより、景気が⼤きく後退(ハードランディング)するのか、それとも景気後退に陥らずに緩やかに減速し、「ソフトランディング」となり景気回復へと向かうのかが注⽬されています。

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