【Vol.151】分散投資のメリットは?
2022年7月12日
複数の資産を併せ持つことでポートフォリオ全体のリスクを抑制する効果が期待されます。
「卵を1つのカゴに盛るな」という投資の格⾔の通り、複数の資産を併せ持つことでポートフォリオ全体のリスクを抑制する効果が期待されます。ただし、併せ持つ資産は逆相関となっているものを最適な⽐率で組み合わせることが重要です。
例えば相関係数が-0.3(負の相関)の株式と債券を併せ持つ場合、それぞれの保有⽐率によってリターン、リスク(標準偏差)の数値が変化します。下グラフでは、株式を30%、債券を70%保有していた場合にリターン/リスク値が最も⾼くなることから、リスク対⽐で最⼤のリターンを得られる(効率よく収益が得られる)ことが期待されます。
このように、過去のデータや推計データを⽤いることで、より最適な保有⽐率を算出することができます。
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