【Vol.123】わたしたちの年金積立金はどのように運用されている?

2021年7月14日

⻑期的観点に基づき、複数の資産に投資することで、価格変動リスクを低減させて好リターンをめざす「分散投資」を基本として運⽤をされています。

⽇本の公的年⾦(厚⽣年⾦保険と国⺠年⾦)の運⽤を担っているのがGPIF(年⾦積⽴⾦管理運⽤独⽴⾏政法⼈)です。その運⽤資産総額は約186兆円(2021年3⽉末現在)にのぼり、「世界最⼤級の年⾦基⾦」となっています。GPIFは、インフレやデフレをはじめとする様々な運⽤環境の下で、⻑期にわたり安全かつ効率的に年⾦積⽴⾦を運⽤するため、「分散投資」を⾏っています。「分散投資」は、複数の資産を組み合わせて運⽤を⾏うことで、投資におけるリスクを低減させるための⽅法として、広く知られています。


GPIFでは分散投資を⾏うに当たり、基本となる資産構成割合(以下、「基本ポートフォリオ」)を定めています。過去には国内債券中⼼の運⽤となっていましたが、2014年の基本ポートフォリオ⾒直し時に、国内債券の⽐率を⼤幅に減らしました。さらに、2020年4⽉の基本ポートフォリオ⾒直しでは、国内の⾦利低下によって利回りが低下していることから、国内債券の割合を減らした⼀⽅、相対的に⾦利が⾼い外国債券の割合を増やしました。


2020年度の運⽤実績(収益額)は、国内外の株式市場が前年度のコロナショックから回復し、その後も上昇基調を維持したことなどから、37兆7,986億円となりました。2001年度(市場運⽤開始)以降の累積収益額は約95.3兆円にのぼっています。

※上記は過去の実績であり、今後の市場環境を⽰唆あるいは保証するものではありません。

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