ホームマーケットなるほど!ザ・ファンド【Vol.93】NYダウ(ダウ・ジョーンズ⼯業株価平均)と並んでよく⽿にする「S&P500種指数」とは?

【Vol.93】NYダウ(ダウ・ジョーンズ⼯業株価平均)と並んでよく⽿にする「S&P500種指数」とは?

2019年12月11日

⽶国株式市場の動向を表す代表的指数で、⽶国株式市場の運⽤のベンチマークとして利⽤されています。

S&P500種指数(以下、S&P500)は、⽶国経済の主要産業を代表する500銘柄の時価総額により算出され、⽶国株式市場の時価総額の約80%を占めています。(2019年12⽉6⽇時点)

NYダウも⽶国株式市場の動向を⽰す重要な指数ですが、⽶国を代表する30社の平均株価をもとに算出されていることから、S&P500に⽐べると分散が限定的で、個別銘柄の影響を受けやすいという特徴があります。算出⽅法の観点から、S&P500とNYダウは東証株価指数(TOPIX)と⽇経平均株価の関係に似ているとも⾔われており、S&P500は時価総額が⼤きな銘柄の動きに、NYダウは株価が⾼い銘柄の動きに⼤きく影響されます。

どちらの指数も必要に応じて構成銘柄の⾒直しを⾏いますが、実際には指数の継続性を保つため、銘柄の⼊れ替えは最⼩限に留められています。

※ 上記はS&P500種指数およびNYダウの過去の実績であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。

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