ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/12/18-12/22)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/12/18-12/22)【ウィークリー】

2017年12月25日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は概ね上昇しました。米国株式市場は、週初は税制改革法案成立への期待から上昇して始まりました。19日に税制改革法案が米上院・下院可決されましたが、減税効果による景気・企業業績改善期待が高まった一方、利益確定売りも出てもみ合いとなりました。週間ではNYダウは0.42%上昇しました。英国FTSE指数は、資源価格の上昇を受けて、資源・エネルギー関連が大幅高となり、週間では1.36%上昇しました。独DAX指数は小幅下落しました。日経平均株価は、税制改革法案成立への期待から米長期金利が上昇し、円安となったことなどを好感して金融株や外需関連株中心に上昇しました。週間では1.55%上昇しました。中国株式市場では、上海総合指数、香港ハンセン指数ともに上昇しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りは上昇しました。米国の10年国債利回りは、税制改革法案が米上院・下院で可決され、減税効果による景気回復期待が高まったことなどから、週間では0.128%上昇しました。英国の10年国債利回りは、米国の10年国債利回りの上昇や英国の株高などを受けて、週間で0.091%上昇しました。ドイツの10年国債利回りは需給悪化観測などから上昇しました。日本の10年国債利回りは横ばいとなりました。

<為替>
円相場は主要通貨に対して円安となりました。ドル円では税制改革法案が可決され、米国の10年国債利回が上昇したことなどから円安となりました。円は週間では0.61%下落しました。対ユーロでも0.96%の円安となりました。

<商品>
原油は米原油在庫の減少などを受けて、週間では2.04%と上昇し、58.47ドルで引けました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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