ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/12/11-12/15)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/12/11-12/15)【ウィークリー】

2017年12月18日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場はまちまちとなりました。米国株式市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、利上げが緩やかとなる見通しとなったことや、週末に米上院・下院での税制改革法が成立の見通しとなったことが伝わり上昇しました。週間ではNYダウは1.33%上昇し、最高値を更新しました。英国FTSE指数は、EU離脱交渉の進展やポンド安を好感して上昇しました。週間では1.31%上昇しました。独DAX指数は小幅下落しました。日経平均株価は、高値警戒感に加えてFOMCの結果を受けて、利上げが緩やかとなる見通しとなり、円高が進行したことなどを嫌気して、週間では1.13%下落しました。中国株式市場では、当局による引き締め懸念などから上海総合指数は下落、香港ハンセン指数は上昇しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りは低下しました。米国の10年国債利回りは、米11月の消費者物価指数が予想を下回ったことやFOMCの結果がハト派的と解釈されたことなどから、週間では0.023%下落しました。ドイツの10年国債利回りはほぼ横ばい、英国の10年国債利回りはイングランド銀行が政策金利が据え置いたことなどから、週間では0.129%低下しました。日本の10年国債利回りは小幅低下しました。

<為替>
円相場はドル、ユーロに対しては円高となりました。ドル円では米11月の消費者物価指数が予想を下回ったことやFOMCの結果を受けて、利上げが緩やかとなる見通しとなり、円は週間では0.78%上昇しました。対ユーロでも0.97%の円高となりました。

<商品>
原油は小動きとなりました。週間では0.10%と小幅に下落し、57.30ドルで引けました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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