ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/11/6-11/10)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/11/6-11/10)【ウィークリー】

2017年11月13日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場はまちまちの動きとなりました。米国株式市場では、週前半は堅調に推移し、NYダウは8日には最高値を更新しました。しかし9日に、共和党上院の税制改革案に法人税減税の実施時期を2019年に先送りすることが盛り込まれたことから下落しました。週間ではNYダウは0.50%下落しました。欧州株式市場では、独DAX指数は米法人税減税の開始の遅れなどを嫌気して、週間では2.61%下落しました。英国のFTSE指数も下落しました。日経平均株価は、好決算を受けて上昇し、9日には一時23,000円を上回りましたが、その後は一転急落し、同日の値幅が800円を上回るボラティリティの大きい動きとなりました。10日も米国株安などから続落したものの、週間では0.63%上昇しました。中国株式市場では、香港ハンセン指数、上海総合指数ともに上昇しました。

<債券>
欧米の10年国債利回りは上昇しました。米国の10年国債利回りは、週前半は中東での地政学的リスクが意識され、2.30%近くまで低下しましたが、その後は欧州債利回りの上昇などを受けて上昇しました。週間では0.066%上昇しました。ドイツの10年国債利回りは、欧州連合(EU)がユーロ圏の経済成長見通しを引き上げたことなどから、週間では0.046%上昇しました。英国の10年国債利回りは週間では0.080%上昇しました。日本の10年国債利回りは小幅低下しました。

<為替>
円相場はドルに対して、円高となりました。法人税減税の実施時期の先送りによる米国株安を受けて、週間では0.47%の円高・ドル安となりました。対ユーロではほぼ横這いとなりました。

<商品>
原油はサウジアラビアで王族や官僚が多数拘束され政情不安が高まったことから、週間では1.98%上昇しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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