先週のマーケットの振り返り(2017/9/11-9/15)【ウィークリー】
2017年9月19日
1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
先週の市場の振り返り
<株式>
主要国の株式市場は、概ね上昇しました。米国株式市場では、週前半は北朝鮮が9日の建国記念日に挑発行動を控えたことやハリケーンの被害が想定ほどではないことなどを好感して上昇して始まりました。その後は北朝鮮が15日にミサイルを発射しましたが、影響は限定的となり、週間ではNYダウは2.16%上昇し、史上最高値を更新して終了しました。欧州株式市場では、DAX指数は、1.75%上昇しました。英国はポンド高を嫌気してFTSE指数は、2.20%下落しました。日経平均株価は週前半は、朝鮮が9日の建国記念日に挑発行動を控えたことなどから円安が進み上昇して始まりました。北朝鮮は15日にミサイルを発射しましたが、影響は限定的となり週間では2.16%上昇しました。中国株式市場では、上海総合指数は下落、香港ハンセン指数は上昇しました。
<債券>
主要国の10年国債利回りは上昇しました。米国の10年国債利回りは、ハリケーンの被害が想定ほどでなかったことなどからリスク回避姿勢が後退したことや、米消費者物価指数の上昇を受けて、週間では0.152%上昇しました。ドイツと英国の10年国債利回りも上昇しました。日本10年国債利回りは小幅上昇しました。
<為替>
円相場はリスク回避姿勢が弱まり下落しました。対ドルでは北朝鮮が9日の建国記念日に挑発行動を控えたこと、ハリケーンの被害が想定ほどでなかったこと、米消費者物価指数の上昇などから週間では2.77%の円安・ドル高となりました。対ユーロでは2.03%の円安・ユーロ高となりました。
<商品>
原油先物価格(WTI)は、サウジアラビアがカザフスタン、ベネズエラ両国と協調減産延長を協議していたことが明らかになったことなどから、週間では5.08%の上昇となり49.89ドルで引けました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。


3. 今週の主な注目材料
