ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/9/4-9/8)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/9/4-9/8)【ウィークリー】

2017年9月11日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は、概ね下落しました。米国株式市場では、週初は3日に強行した北朝鮮の核実験を嫌気して下落して始まりました。その後は債務上限を実質的に3カ月先送る合意は好感されましたが、ハリケ-ンの接近や9日の北朝鮮の建国記念日を控え、もみ合いとなりました。週間ではNYダウは0.86%下落しました。欧州株式市場では、欧州中央銀行(ECB)が緩和的な金融政策を維持したことなどを好感して、DAX指数は、1.33%上昇しました。英国のFTSE指数は、0.82%下落しました。日経平均株価は、北朝鮮の核実験を受けて大幅に下落して始まりました。週末には北朝鮮リスクや米国へのハリケ-ンの接近などから107円台まで進んだ円高を嫌気して下落、週間では2.12%下落しました。中国株式市場では、上海総合指数、香港ハンセン指数ともに下落しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りは概ね低下しました。米国の10年国債利回りは、北朝鮮リスクやハリケ-ンの接近などを受けてリスク回避度が高まり、週間では0.115%低下しました。ドイツと英国の10年国債利回りも低下しました。日本10年国債利回りはほぼ横這いとなりました。

<為替>
安全通貨とされる円相場は上昇しました。対ドルでは3日に強行した北朝鮮の核実験の影響から円高基調となり、週末には米国へのハリケ-ンの接近や9日の北朝鮮の建国記念日を控え107円台まで一段と円高が進み、週間では2.19%の円髙・ドル安となりました。対ユーロでは0.73%の円髙・ユーロ安となりました。

<商品>
原油先物価格(WTI)は、石油精製設備が再開したことから一旦上昇しましたが、週末に再度ハリケ-ンの接近を懸念して急落し、週間では小幅高の47.48ドルで引けました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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