ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/7/17-7/21)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/7/17-7/21)【ウィークリー】

2017年7月24日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場は、週間ではまちまちの動きとなりました。米国では、NYダウは一時史上最高値を更新しましたが、オバマケア代替法案が頓挫して政策期待が後退したことなどから、週間では小幅下落しました。欧州株式市場は、ドイツのDAX指数が自動車メーカーの談合疑惑やユーロ高を受けて下落しました。英国のFTFE指数はポンド高が多少修正されたことや早期利上げ観測の後退などを背景に上昇しました。日経平均株価は、対ドルでの円高を嫌気して下落して始まりましたが、その後は多少反発して、週間では小幅安となりました。中国株式市場は、上海総合指数、香港ハンセン指数ともに上昇しました。


<債券>
主要国の長期金利は低下しました。米国の長期金利は先週のイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言で年内の利上げ観測が後退したことや米上院でのオバマケア代替法案の頓挫もインフレ期待を後退させ、10年国債利回りは週間で0.094%低下しました。ドイツと英国の10年国債利回りは、ユーロ圏のインフレ率の鈍化等を受けて低下しました。日本10年国債利回りは小幅低下しました。

<為替>
米国での先週のイエレンFRB議長の議会証言で年内の利上げ観測が後退したことや米上院でのオバマケア代替法案の頓挫などを受けて米国長期金利が低下したことなどから、円相場は対ドルでは週間で1.24%の円髙・ドル安となりました。対ユーロでは0.42%の円安・ユーロ高となりました。

<商品>
原油先物価格(WTI)は、45.77ドルで引けました。7月のOPECの生産量が高水準になるとの見通しが伝わり、週間で下落しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

関連マーケットレポート