ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/1/23-1/27)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/1/23-1/27)【ウィークリー】

2017年1月30日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場は、概ね上昇しました。トランプ米新政権の経済政策が米景気や企業業績を押し上げるとの期待から、世界的に投資家のリスク選好姿勢が強まりました。米国株式市場では、NYダウが20,000ドルに達し、過去最高値を更新しました。欧州株式市場では、ドイツDAX指数が約1年8か月ぶりの高値を付けました。中国株式市場では、中国人民銀行が市場に資金供給したことを手がかりに、上海総合指数が続伸しました。日本の株式市場は、NYダウが20,000ドルに達したことや一時1ドル=115円台前半まで円安が進んだことなどから上昇しました。日経平均株価は、約3週間ぶりの高値となりました。

<債券>
日米欧の長期金利は上昇しました。世界的な株高基調を背景に、価格変動が小さく安全資産とされる債券に対し、売りが優勢となりました。週末には市場予想を下回る米GDPの発表を受けて、持ち高調整目的の債券の買い戻しが入りました。週間で米国10年国債利回りは小幅上昇し、2.484%で引けました。ドイツの10年国債利回りは0.462%と、約1年ぶりの水準に上昇しました。日本の10年国債利回りも0.084%に上昇しました。

<為替>
円相場は対ドル、対ユーロで、小幅下落しました。トランプ米新政権のもとでの経済政策に対する期待から株式市場が上昇するなど、「リスクオン」のムードが広がり、「低リスク通貨」とされる円売りにつながりました。円は1ドル=115円台前半で取引を終えました。対ユーロでは、123円台前半で引けました。

<商品>
原油先物価格は、53.17ドルに上昇しました。石油輸出国機構(OPEC)加盟国やロシアなど非加盟国の減産で原油需給の緩みが解消されるとの期待が相場を支えました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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