ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/1/2-1/6)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/1/2-1/6)【ウィークリー】

2017年1月10日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場は上昇しました。世界的な景気回復期待から投資家が運用リスクを取る動きが強まりました。米国株式市場では、米雇用統計で賃金の伸びが加速したことから、米景気の先行きに対する楽観的な見方が強まりました。NYダウは過去最高値を更新し、一時20,000ドルに迫りました。欧州株式市場では、ドイツDAX指数がほぼ1年5カ月ぶりの高値となり、英FTSE指数は、過去最高値を更新しました。中国株式市場では、堅調な経済指標が好感され、上海総合指数が反発しました。日本の株式市場は、年初の欧米市場の株高を受け、4日の大発会に大幅に上昇しました。その後は円相場が一時1ドル=115円台前半まで強含んだことなどを受け、連休を控えて利益確定の売りが優勢となりました。

<債券>
米国の10年国債利回りは、週間で小幅低下し、2.419%で引けました。米国金利は一時2.3%台前半まで低下しましたが、米雇用統計で将来のインフレ圧力の高まりが意識されたため反発しました。一方、株価上昇などを受け、ドイツ10年国債の利回りは0.298%に上昇しました。日本の10年国債利回りも0.059%に上昇しました。

<為替>
円相場は対ドル、対ユーロで、ほぼ変わらずで終わりました。対ドルでは、これまでの下落基調から調整が入り、一時115円近辺まで上昇しましたが、米雇用統計を受けて米利上げが進むとの見方から円売り・ドル買いが膨らみ反落しました。対ドルでは117円近辺で、対ユーロでは123円近辺で取引を終えました。

<商品>
原油先物価格は、53.99ドルに上昇しました。石油輸出国機構(OPEC)加盟国やロシアなどの非加盟国が減産を実施するとみられており、需給の引き締まりを期待した買いが相場を支えました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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