ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2016/8/15-8/19)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2016/8/15-8/19)【ウィークリー】

2016年8月22日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場は高安まちまちとなりました。米国株式市場では、主な株価指数が最高値圏にある中で、米金融当局者の相次ぐ利上げに前向きな発言を受けて、頭の重い展開となりました。NYダウは、前週末比小幅安で終了しました。欧州株式市場のドイツDAX指数も、前週末比で下落しました。一方、中国株式市場では、中国の深セン市場と香港市場の証券相互取引開始の認可が発表され、上海総合指数が3,108ポイントと、約7カ月ぶりの高値水準となりました。日本の株式市場では、円相場が一時1ドル=99円台に上昇するなど、円高が進んだことから売りが優勢となり、日経平均株価は2.2%安で引けました。

<債券>
日米欧の長期金利は上昇しました。ニューヨーク連銀総裁やサンフランシスコ連銀総裁らが、相次いで緩やかな利上げ再開に意欲を示したことから、債券売りが優勢となりました。米国10年国債利回りは1.578%と、前週末比上昇して引けました。ドイツ10年国債利回りは、▲0.032%に上昇しました。日本の10年国債利回りは、▲0.078%に上昇して終了しました。

<為替>
円相場は対ドルで上昇、対ユーロでは下落しました。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を手がかりに早期利上げ観測が後退し、円相場は一時対ドルで99円台を付ける場面がありましたが、利上げに前向きな米金融当局者の発言を受けて、100円台前半で取引を終えました。対ユーロでは、113円台半ばで取引を終えました。

<商品>
原油先物価格は、48.52ドルと前週末比で大幅上昇しました。石油輸出国機構(OPEC)などの主要産油国が増産凍結に動くとの思惑を手がかりに買いが続きました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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