ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2016/7/11-7/15)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2016/7/11-7/15)【ウィークリー】

2016年7月19日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>

世界の株式市場は上昇しました。6月の米雇用統計で雇用者数が大幅に増加したことを好感した流れが続き、多くの市場で英国の欧州連合(EU)離脱選択以前の株価水準を回復しました。米国株式市場では、NYダウの終値が18,516ドルとなり、過去最高値を更新しました。欧州株式市場のドイツDAX指数は、10,066ポイントと、大幅に反発しました。中国株式市場では、上海総合指数が心理的な節目の3,000ポイントを上回り、約3か月ぶりの高値水準となりました。日本の株式市場では、参院選挙の与党大勝、円安進行や欧米株高が好感され、日経平均株価は9%を超える大幅上昇となりました。

<債券>

日米欧の長期金利は大幅に上昇しました。株高を背景に投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、安全資産である債券が売られました。米国10年国債利回りは1.551%で引け、約3週間ぶりの高水準となりました。ドイツ10年国債の利回りは0.006%で引け、プラスの利回りに戻りました。日本の10年国債利回りは、▲0.225%に上昇しました。

<為替>

円相場は大幅に下落しました。参院選挙の与党勝利を受け、安倍首相が追加の経済対策を示唆したことや株高基調が続いていることを背景に投資家のリスク回避姿勢が後退し、安全通貨とされる円が売られました。ただし、週末に、トルコで軍の反乱が起き、円はやや反発しました。円相場は、対ドルでは104円台後半で取引を終えました。対ユーロでは、115円台後半で引けました。

<商品>

原油先物価格は、45.95ドルと前週末比で小幅上昇しました。原油需給が緩むとの観測は根強く、上値は重かったものの、株式相場の上昇基調を受けて、反発しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

関連マーケットレポート