ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2014/9/8-9/12)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2014/9/8-9/12)【ウィークリー】

2014年9月16日

1. 先週の市場動向

(出所)データはBloomberg L.P.

先週の市場の振り返り

■株式

 米国株は、下落しました。経済指標などの材料が少ないなか、16日のFOMCを控え、利上げペースが速まることなどへの警戒感が強まりました。また原油価格の下落によるエネルギー株の下落も要因となりました。
 日本株は、上昇しました。円安基調が続き、輸出関連株を中心に買い優勢となりました。週末にかけて2008年9月以来の107円台まで円安が進んだこともあり一段と上昇し、日経平均株価は今年1月以来の15,900円台を回復しました。

■債券

 米国債は、利回りが上昇しました。週初は雇用統計が市場予想を大幅に下回ったことを受けて利回りは小幅に低下しましたが、サンフランシスコ連銀のレポートで利上げペースが速まる観測が強まったこともあり、大幅に上昇しました。
 ドイツ国債は、利回りが上昇しました。ウクライナ政府と親ロシア派の停戦合意などにより地政学リスクに対する警戒感が一旦後退したことや、米国債利回りの上昇も影響しました。

■為替

 ドル円は、ドルが上昇しました。日本の景気に下振れ懸念が強まったことや、米国債利回りが上昇したこともあり、週末には約6年ぶりに107円台まで円安が進みました。
 ユーロ円は、ユーロが上昇しました。ウクライナ情勢の緊張緩和などから上昇しました。

■商品

 原油価格は、下落しました。国際エネルギー機関が今年と来年の石油需要見通しを引き下げたことや、ウクライナ情勢の緊張緩和などから、下落しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」参照

☆先週の市場動向に関連する代表的な「グラフ・図表」

☆9/10 【最近の指標から見る日本経済(2014年9月)】増税後の回復が足踏み、雇用改善の波及効果に期待

☆9/11 【為替市場の最近の動向】米利上げ観測とユーロ圏金融緩和でドル高

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

関連マーケットレポート