ホームマーケット週次・月次市場情報【ウィークリー No.302】先週のマーケットの振り返り(2014/3/17-3/21)/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

【ウィークリー No.302】先週のマーケットの振り返り(2014/3/17-3/21)

2014年3月24日

1. 先週の市場動向

(出所)データはBloomberg

先週の市場の振り返り

■株式

 米国株は、上昇しました。週前半は、鉱工業生産指数が市場予想を上回って上昇したことや、ウクライナ情勢を巡る緊張が緩和したことなどにより、株価は上昇しました。週央から週後半にかけては、米連邦準備制度理事会(FRB)議長が市場の想定よりも早い時期での利上げの可能性を示唆した一方、主要経済指標が市場予想を上回ったことなどにより、株価は一進一退の動きとなりました。
 日本株は、下落しました。週前半から週後半にかけては、ウクライナ情勢を巡る緊張が緩和したことなどにより、株価は上昇しました。週後半は、FRB議長が市場の想定よりも早い時期での利上げの可能性を示唆したことなどにより、株価は週央までの上昇分を打ち消して下落しました。

■債券

 米国債は、債券価格が下落(利回りは上昇)しました。週前半から週央にかけては、ウクライナ情勢を巡る緊張が緩和したことや、FRB議長が市場の想定よりも早い時期での利上げの可能性を示唆したことなどにより、債券価格は下落(利回りは上昇)しました。週後半は小動きとなりました。
 ドイツ国債は、債券価格が下落(利回りは上昇)しました。週前半は小動きとなりました。週央から週後半にかけては、FRB議長が市場の想定よりも早い時期での利上げの可能性を示唆したことなどにより、債券価格は下落(利回りは上昇)しました。

■為替

 ドル円は、円が下落しました。週前半は一進一退の動きとなりました。週央から週後半にかけては、FRB議長が市場の想定よりも早い時期での利上げの可能性を示唆したことなどにより、ドルが買われ円は下落しました。
 ユーロ円は、前週末比ほぼ横ばいとなりました。週前半から週央にかけては、ウクライナ情勢を巡る緊張が緩和したことなどにより、ユーロが買われ円は下落しました。週後半は、FRB議長が市場の想定よりも早い時期での利上げの可能性を示唆したことなどにより、ユーロが売られ円は上昇しました。

■商品

 原油価格は、上昇しました。週前半から週央にかけては、米国の原油在庫が減少したことなどにより、原油価格は上昇しました。週後半は、FRB議長が市場の想定よりも早い時期での利上げの可能性を示唆したことなどにより、原油価格は小幅に下落しました。

(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」参照

☆先週の市場動向に関連する代表的な「グラフ・図表」

☆3/17【最近の指標から見る中国経済(2014年3月)】~年初の指標は鈍化、全人代後に人民元の変動幅拡大~

☆3/20【米国の金融政策(3月)】~フォワード・ガイダンスを変更~

3. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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