ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2021/6/7-6/11)

先週のマーケットの振り返り(2021/6/7-6/11)

2021年6月14日

1. 先週の市場動向

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の主要株式市場は小動きのなか、高安まちまちとなりました。米国株式市場では、週間でNYダウが0.80%の小幅安となった一方、S&P500指数は0.41%の小幅高となり、最高値を更新しました。注目されていた5月の米消費者物価上昇率は前年同月比+5.0%と前月の+4.2%から加速したものの、米長期金利が低下したことが株式市場を支えました。日本株式市場は、狭いレンジでもみ合う展開となりました。日経平均株価は、国内のワクチン接種の加速や米長期金利の低下などの支援材料がありましたが、引き続き上値も重く、前週比横ばいでした。欧州株式市場では、独DAX指数が前週比横ばいで終了した一方、英FTSE100指数は原油高を好感したエネルギー株の上昇などから0.92%上昇しました。中国株式市場では、中国本土市場の上海総合指数が横ばい、香港ハンセン指数は0.26%の小幅安となりました。

<リート>
グローバル・リートは、主要国の長期債利回りの低下などを受けて、2.70%上昇しました。

<債券>
主要国の長期債利回りは低下しました。5月の米消費者物価上昇率が市場は予想を上回ったものの、米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和の縮小を急がないとの見方から、米国10年国債利回りは1.465%と、前週比0.089%低下しました。ドイツの10年国債利回りは0.056%、日本の10年国債利回りも0.056%低下しました。

<為替>
円相場は、対ドルで109円台後半で終了し、0.23%の小幅の円安となりました。一方、対ユーロでは0.21%の小幅の円高となりました。

<商品>
原油価格は、ワクチン普及による世界経済の正常化期待などから1.85%上昇し、70ドル台に乗せました。

2.先週のアジア・オセアニア株式・リート市場

3. 先週のメキシコペソ市場

4. 先週のブラジルレアル市場

5. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。 

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