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先週のマーケットの振り返り(2020/9/14-9/18)

2020年9月23日

1. 先週の市場動向

先週の市場の振り返り

<株式>
主要株式市場は、まちまちとなりました。米国株式市場は、週前半は米中の経済指標の改善などを追い風に上昇しましたが、コロナワクチン配布時期の後ずれ見通し、追加経済対策を巡る不透明感、米中対立激化懸念などが重しとなりました。NYダウは週間ではほぼ横ばいとなりました。日本株式市場は、新政権への期待などを背景に日経平均株価は週初に23,500円台を回復しましたが、週後半に米国でハイテク株を中心に調整色が強まったことや、ドル安・円高などを嫌気して週間では0.20%下落しました。米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀政策決定会合では金融緩和スタンスを再確認しましたが、株式への影響は限定的でした。欧州株式市場は、前半は好調な経済指標を受けて上昇しましたが、新型コロナウイルスの感染増加などを背景に下落しました。DAX指数は0.66%、FTSE100指数は0.42%下落しました。中国株式市場は、経済指標が市場予想を上回ったことなどから上海総合指数は2.38%上昇しました。香港ハンセン指数は0.20%下落しました。

<リート>
グローバル・リートは0.25%と小幅に上昇しました。

<債券>
米国の長期金利は、0.028%上昇しました。FOMCで2023年までゼロ金利政策を維持することが示唆されたことなどを受け、長期金利の上昇圧力が高まりました。日、独、英の長期金利はほぼ横ばいとなりました。

<為替>
円相場は円高基調となりました。FOMCで、ゼロ金利政策の維持が示唆された他、週後半に株式が調整したことなどから、対ドルでは1.50%の円高となりました。対ユーロでも1.53%の円高となりました。

<商品>
原油価格は、ハリケーンの被害に伴う供給懸念や、国内原油在庫が減少したことなどから、10.13%上昇しました。

2.先週のアジア・オセアニア株式・リート市場

3. 先週のメキシコペソ市場

4. 先週のブラジルレアル市場

5. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。 

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