ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2020/1/6-1/10)

先週のマーケットの振り返り(2020/1/6-1/10)

2020年1月14日

1. 先週の市場動向

(出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
米国株式市場は、イランによる米軍が駐留するイラクの軍事基地へのミサイル攻撃を受けて神経質な動きとなりましたが、米国・イラン両国ともにより広範な軍事的衝突などの対立激化には否定的な姿勢を示したことなどから中東情勢への警戒感が後退したことや、米中貿易協議の進展期待などから上昇しました。週間ではNYダウは0.66%上昇しました。日本株式市場は、中東の地政学リスクの高まりを嫌気して大幅に下落して始まりましたが、米国・イラン両国ともに対立激化には否定的な姿勢を示したことや米国株高などを好感して反発しました。日経平均株価は0.82%上昇しました。欧州株式市場は、中東情勢への警戒感が後退したことなどからDAX指数は2.00%上昇しました。FTSE100指数は小幅下落しました。中国株式市場は、中東情勢への警戒感が後退したことなどを好感して香港ハンセン指数は0.66%、上海総合指数は0.28%上昇しました。

<リート>
グローバル・リートは欧米の長期金利の上昇を嫌気して0.21%下落しました。

<債券>
米12月雇用統計はやや弱い内容となりましたが、中東情勢への警戒感が後退したことなどから主要国の10年国債利回りは上昇しました。米国は0.031%、日本は0.011%、ドイツは0.079%、英国は0.031%の上昇となりました。

<為替>
中東の地政学リスクの高まりを嫌気して一時円高となりましたが、その後中東情勢への警戒感が後退したことなどを背景に円は、対米ドルで1.26%、対ユーロでも0.96%の円安となりました。

<商品>
原油価格は、米国・イラン両国ともに対立激化には否定的な姿勢を示したことなどを受け6.36%下落しました。

2.先週のアジア・オセアニア株式・リート市場

3. 先週のメキシコペソ市場

4. 先週のブラジルレアル市場

5. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。 

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