ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2018/3/26-3/30)【ウィークリー】

先週のマーケットの振り返り(2018/3/26-3/30)【ウィークリー】

2018年4月2日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場は香港、豪州を除いて上昇しました。米国株式市場は、米中貿易摩擦への過度な警戒が和らいだことや、朝鮮半島を巡る当面の軍事衝突リスクが後退したことなどを好感して上昇しました。NYダウは週間では2.42%上昇しました。日経平均株価は、米中貿易摩擦への過度な警戒が和らぎ米国株が上昇したことや、朝鮮半島を巡る当面の軍事衝突リスクが後退したことを受けて円安となったことなどを好感して堅調に推移しました。日経平均株価は週間では4.06%上昇しました。欧州株式市場では、英国FTSE指数、独DAX指数ともに米国株高などを背景に上昇しました。中国株式市場は、上海総合指数が上昇する一方、香港ハンセン指数は下落しました。

<債券>
主要国の10年国債利回りは日本を除いて低下しました。米国の10年国債利回りは、27日の5年債入札が好調であったことなどから週間では金利は0.075%低下しました。ドイツ、英国の10年国債利回りは、英欧とロシアとの対立緊迫化などを背景に金利は低下しました。一方、株高を受けて日本の10年国債利回りは上昇しました。

<為替>
円は主要国通貨に対して下落しました。対ドルでは米中貿易摩擦への過度な警戒が和らいだことや、朝鮮半島を巡る当面の軍事衝突リスクが後退したことなどからリスクオン(選好)となり、週間では1.47%の円安となりました。対ユーロでは、1.21%の円安となりました。

<商品>
原油は中東の地政学リスク懸念はあるものの、高値警戒感や米原油在庫が想定を上回ったことなどから下落しました。週間では1.43%下落しました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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