ETFを知る

ETFの基礎 Step03 ETFのメリットと
注意点

ETFは、投資信託と株式の特徴をあわせ持つ商品です。そのため、分散投資のしやすさや売買のしやすさといったメリットがある一方で、利用する際に注意しておきたい点もあります。

ここでは、ETFの主なメリットと、確認しておきたい注意点を整理します。

ポイントのまとめ

  • ETFは、比較的低コストで、分散投資のしやすさとリアルタイムで売買できる利便性をあわせ持つ商品です。
  • 一方で、ETFは元本保証の商品ではなく、価格が変動します。
  • 商品によって売買のしやすさが異なり、市場価格が基準価額と乖離することもあります。
  • ETFに投資する際には、投資対象や商品性を確認することが大切です。

ETFの主なメリット

ETFの主なメリットとして、次のような点が挙げられます。

分散投資が可能

リアルタイムで売買できる

比較的低コストなものが
多い

証券会社を通じて
取引できる

分散投資が可能

ETFは、1本の商品で複数の銘柄や資産に投資できるものが多く、分散投資を行いやすい特徴があります。個別の銘柄を複数購入する場合と比べると、1商品で投資先を広げやすい点が特徴です。

株式のようにリアルタイムで売買できる

ETFは証券取引所に上場しているため、株式と同じように取引時間中に価格を見ながら売買できます。指値注文や成行注文が使えることから、自分の判断で売買のタイミングを決めやすい点もメリットです。

比較的低コストなものが多い

ETFには、比較的コストが低い商品が多く見られます。商品によって差はありますが、一般的な投資信託と比べて、販売会社を通じた販売を前提としない仕組みなどから、構造的にコストが抑えられやすい特徴があります。

株式を取り扱う証券会社を通じて取引できる

ETFは証券取引所に上場しているため、株式を取り扱う証券会社を通じて取引できます。投資信託のように販売会社ごとに取扱商品が異なるのではなく、上場された金融商品として市場で売買される点はETFの特徴です。

ETFを利用する際の注意点

ETFを利用する際には、便利な点だけでなく、いくつか確認しておきたい点もあります。

ETFは元本保証ではなく、
価格が変動する

商品によって
売買のしやすさが異なる

市場価格が基準価額と
乖離することがある

投資対象や商品性を
確認することが大切

ETFは元本保証ではなく、価格が変動する

ETFは預金等とは異なり、元本が保証されている商品ではありません。投資対象となる資産の値動きや市場環境によって、ETFの価格は変動します。購入したときより価格が下がることもあるため、その点を理解したうえで利用することが大切です。

商品によって売買のしやすさが異なる

ETFはどれも同じ性格の商品ではなく、商品によって売買のしやすさに違いがあります。取引量が少ない商品では、売買したいタイミングで希望どおりに取引できない場合もあります。商品名だけで判断せず、日々の取引状況なども確認することが重要です。

市場価格が基準価額と乖離することがある

ETFには、資産の価値をもとにした基準価額と、市場で実際に売買される市場価格があります。通常、この二つは近い水準で推移しますが、市場での需給などによって、一時的に市場価格が基準価額より高くなったり、低くなったりすることがあります。ETFを取引する際には、運用会社のホームページなどで基準価額の水準を確認し、市場価格との関係を意識することが大切です。

投資対象や商品性を確認することが大切

ETFは、同じ「ETF」という分類でも、投資対象や運用方針、値動きの特徴がそれぞれ異なります。実際に投資する際には、どのような資産に投資する商品なのか、どのような特徴があるのかを確認したうえで検討することが大切です。

ポイントのまとめ

  • ETFは、比較的低コストで、分散投資のしやすさとリアルタイムで売買できる利便性をあわせ持つ商品です。
  • 一方で、ETFは元本保証の商品ではなく、価格が変動します。
  • 商品によって売買のしやすさが異なり、市場価格が基準価額と乖離することもあります。
  • ETFに投資する際には、投資対象や商品性を確認することが大切です。