【Vol.270】わたしたちの年⾦積⽴⾦はどのように運⽤されているの︖
2026年4月21日
⻑期的観点に基づいて複数の資産に投資することで、価格変動リスクを低減させて好リターンをめざす「分散投資」を基本として運⽤をされています。
◆日本の公的年金(厚生年金保険と国民年金)の運用はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が担っています。その運用資産額は約293兆円(2025年12月末現在)にのぼり、「世界最大級の年金基金」となっています。GPIFは、インフレやデフレをはじめとする様々な運用環境の下で、長期にわたり安全かつ効率的に年金積立金を運用するため、複数の資産を組み合わせて運用する「分散投資」を行っています。
◆GPIFでは基本となる資産構成割合(以下、「基本ポートフォリオ」)を定めています。かつては国内債券中心の運用となっていましたが、2014年の基本ポートフォリオ見直し時に、国内債券の比率を大幅に減らしました。さらに、2020年の基本ポートフォリオ見直しでは、国内金利の低下から国内債券の割合を減らした一方、相対的に金利が高い外国債券の割合を増やしました。これにより、債券と株式の比率は概ね50%ずつ、また国内資産と外国資産の比率も概ね50%ずつとなっています。2025年3月に行われた2025年度の基本ポートフォリオ見直しでは、資産構成割合の変更はなく、乖離許容幅について国内株式が±2%、その他資産が±1%小さくなりました。
◆2025年度の運⽤実績(収益額)は、日米ともに株式市場が上昇したことなどから、第3四半期までで約40.8兆円となりました。2001年度(市場運⽤開始)以降の累積収益額は約196.4兆円にのぼっています。
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