【Vol.243】株価が相対的に⾼い⽔準にある中、積⽴投資を始めてもいいの︖
2025年7月15日
積立投資は「いつ投資をスタートするかをあまり悩まなくてよい」投資方法です。
株価が高値圏で推移している局面では投資を始めるのは怖いと思われる方が多いのではないでしょうか。
しかしながら、時間を味方にコツコツと投資する投資信託の積立ては、いつ投資をスタートするかをあまり悩まなくてもよく、投資に対する不安を軽くする投資方法といえます。
たとえば、日本を代表する株価指数「日経平均株価」を例にみてみましょう(下図)。同指数がバブル時の最高値を付けた1989年12月や、その後の戻り高値となった1996年6月、2007年6月から積立てを始めた場合でも、積立投資では投資資金を上回る結果となりました。定期的に一定額を購入する積立投資において、価格が下がったときに多くの口数を購入することで、その後、価格が上昇した場合、評価額が大きくなるという効果が期待できます。なお、投資信託の値動きによって、「積立投資」よりも「一括投資」の方が結果的に有利な場合や、運用成果が投資した資金を下回ってしまうケースもありますので注意が必要です。

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