【Vol.233】「株式」とはどのようなものですか?
2025年5月13日
企業が事業活動を行うための資⾦を集める「資⾦調達」の⼿段として発行する証券のことです。
◆企業は、事業活動や新しい事業に参入したりするために資金が必要になります。企業は資金調達の手段として、金融機関からの借入れ(融資)や投資家や会社などから借金をする社債の発行以外に、「株式」を発行して投資家から資金を募る方法を用いる場合があります。
◆「株式」の発行による資金調達は、融資や社債のように返済義務がないことや、証券取引所などに上場すると多くの人から幅広く資金を集めることができるなど、企業にとってのメリットが多数あります。
◆投資家は「株式」を購入することで、購入した企業の株主になることができます。つまり、企業のオーナーの一人になることができます。株主になると、企業の経営に参加できる権利(議決権)、企業が得た利益の一部を受取る権利(配当金や株主優待)などを持つことができ、株価の値上がりによる売却益を得ることができます。
◆上場企業の場合、「株式」の売買は証券取引所などで行われ、主に証券会社を通じて取引します。株価は企業業績や市場の需給、経済状況などによって日々変動し、業績向上が見込まれる企業の「株式」は買い手が増え、株価が上昇するのが一般的な傾向です。

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