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【Vol.207】なぜ外貨建て資産を持つことが⼤切なの︖①

2024年7月3日

食料や原材料などの多くを輸入に頼っている日本において、円安が進むと物価上昇により資産価値は実質的に目減りします。外貨建て資産を保有することで、資産価値の目減りを抑える効果が期待されます。

◆日本の食料自給力は世界的に低く、食料や原材料などの多くを海外からの輸入に頼っています。そのため円安が進むと、輸入されるモノの値段の上昇を通じて、国内物価に上昇圧力がかかる可能性があります。このようなケースで外貨建て資産を保有していれば、仮に物価が上昇した場合には、資産価値の実質的な目減りを抑える効果が期待されます(円高になった場合には、逆効果となります)。

◆例えば1kg=10米ドルの豚肉を輸入した場合、豚肉価格は1米ドル=150円の時には円換算で1,500円ですが、1米ドル=180円となると1,800円に値上がりしてしまいます。円安が進むと当初の1,500円では購入できず、同量の豚肉を買うためには、お金を追加して支払わなければなりません。しかし、外貨建て資産を保有した場合には、円安によって円換算の価値が増加するため、お金を追加しなくても値上がりした豚肉を購入することができます。

◆このように、資産価値の実質的な目減りから守るためには、足元の為替水準や物価動向を踏まえ、外貨建て資産の保有を含めた資産運用を考えることが大切です。

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