【Vol.78】株価が相対的に⾼い⽔準にある中、積⽴投資を始めてもいいの?
2019年6月7日
積⽴投資は「いつ投資をスタートするかをあまり悩まなくて良い」投資⽅法です。
株価が⾼値圏で推移している局⾯では投資を始めるのは怖いと思われる⽅が多いのではないでしょうか。しかしながら、時間を味方にコツコツと資産を効率的に増やしていける投資信託の積み立てであれば、いつ投資をスタートするかをあまり悩まなくても良く、投資に対する不安を軽くする投資方法といえます。
たとえば、日本を代表する株価指数「日経平均株価」を例にみてみましょう(下図)。同指数が最高値を付けた1989年12月や、その後の高値となった1996年6月、2007年6月のそれぞれの時期から積み立てを始めたとした場合でも、積立投資では投資資金を上回る結果となりました。定期的に⼀定額を購⼊する積立投資において、価格が下がったときに多くの口数を購入できることで、その後、価格が上昇した場合、評価額が大きくなるという効果が期待できます。なお、投資信託の値動きによって、「積立投資」よりも「⼀括投資」の方が結果的に有利な場合や、運用成果が投資した資金を下回ってしまうケースもありますので注意が必要です。
※上記は過去のデータを基に当社が⾏ったシミュレーションの結果であり、実際の投資成果ではありません。
⼀定の前提条件に基づくものであり、経費等は考慮されていません。また、将来の成果を⽰唆あるいは保証するものでもありません。
関連マーケットレポート
- なるほど!ザ・ファンド
- なるほど!ザ・ファンド