【Vol.75】ファンドラップ市場はどうして広がって
いるの?
2019年5月14日
ファンドラップ市場拡⼤の理由の1つには、「お客さま主体の商品選択」という考え⽅の広がりがあります。
⽇本国内のファンドラップ⼝座の残⾼と契約件数は2014年以降⼤きく拡⼤しています。2018年12⽉末時点では、純資産残⾼は約8兆円超、契約件数は約84万件となっています。
また⽇本国内では、同じく2014年頃よりフィデューシャリー・デューティー(以下、FD)という考え⽅が広がり始めました。
FDは「受託者責任」と訳され、お客様の資産を運⽤する上で⾦融機関が負う責任のことを指します。運⽤商品が⾼度に多様化する中で、お客様の利益拡⼤を⼀番に考えた業務運営がこれまで以上に求められるようになりました。
ファンドラップはお客様ご⾃⾝で運⽤⽅法などを選んでいただけることから、⼀⼈⼀⼈のニーズに合った商品をご提供できるため、こうしたFDの広まりが追い⾵になっていると考えられます。
※上記は過去の実績であり、今後の市場環境等を⽰唆あるいは保証するものではありません。