ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2017/11/27-12/1)【ウィークリー】/マーケット情報・レポート - 三井住友DSアセットマネジメント

先週のマーケットの振り返り(2017/11/27-12/1)【ウィークリー】

2017年12月4日

1. 先週の市場動向

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
主要国の株式市場はまちまちとなりました。米国株式市場は、北朝鮮のミサイル発射やロシアゲ-ト疑惑深刻化への懸念などがら一時的に急落する場面もありましたが、米上院での税制改革法案可決への期待などから上昇しました。週間ではNYダウは2.86%上昇し、最高値を更新しました。独DAX指数は、連立協議への懸念などから下落し、週間では1.52%下落しました。英国のFTSE指数もポンド高などを嫌気して下落しました。日経平均株価は、北朝鮮のミサイル発射の影響は限定的となり、米国の税制改革法案可決への期待やNY株高などを好感して上昇し、週間では1.19%上昇しました。中国株式市場では、当局による引き締め懸念などから上海総合指数は下落、香港ハンセン指数も下落しました。

<債券>
欧米の10年国債利回りはまちまちとなりました。米国の10年国債利回りは、米7-9月期のGDP改定値が上方修正されたことや米上院での税制改革法案可決への期待などから、週間では0.020%上昇しました。ドイツと英国の10年国債利回りは低下しました。日本の10年国債利回りはほぼ横ばいでした。

<為替>
円相場は主要通貨に対しては円安となりました。ドル円では中国の引き締めや北朝鮮のミサイル発射懸念などを受けて一時110円台まで円高が進みましたが、米上院での税制改革法案可決の可能性が高まったことなどから、円は下落しました。対ユーロでも円安となりました。

<商品>
原油はOPEC等の協調減産は9カ月に延長されましたが、前週の大幅上昇の反動から週間では1.00%下落し、58.36ドルで引けました。

(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成

2.先週のマーケット・デイリー/ウィークリー

☆は下の「グラフ・図表」を参照。

3. 今週の主な注目材料

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